Richter Raum(リヒターラウム)へ行ってきました!

みなさん、こんにちは!
biscuit gallery karuizawaスタッフの吉井です。

今回は、Richter Raum(リヒターラウム)へ伺ったので、その様子を紹介したいと思います。
リヒターラウムは、ドイツの作家ゲルハルト・リヒター氏の作品を展示するギャラリースペースとなっています。
biscuit gallery karuizawaと同じく2023年の7月にオープンされたスペースです。
私は、オープンから伺うことができておらず、今回ようやく訪れることができました。
この投稿が、みなさんの訪れるきっかけになれば嬉しく思います。

リヒターラウムの外観。施設内の撮影は禁止されています。

施設内は、エントランスすぐ受付のある「Raum1」、向かって左手に展示室「Raum2」、その奥にオフィスのある「Raum3」、エントランス奥の展示室「Raum4」という4つの部屋で構成されています。
施設を俯瞰してみると、逆L字型になっています。

通りからエントランスへの通路。窓枠やオフィスの机などとともに、リヒター氏のアトリエを再現されているとのこと。

展示室は、明るく光が差し込み、作品が浮かび上がるように感じられる空間でした。
展示室「Raum2」で、私が印象に残った作品は、『8 Glass Panels』です。
その名の通り8枚のガラスが展示室を横断するように配置されていて、正面、真横と見る角度によって作品の印象が異なるのが面白いと感じました。
また、ガラスゆえに四方の壁にある作品が映り込むため、様々な色や形の中に鑑賞者が入り込む感覚になります。
全身で浴びるように作品を感じられるのは、とても良い体験になりました。

「Raum4」では、入口奥の壁に『Gray Mirror』という大きな作品があります。
展示室向かって左手に窓があるので、そこからの景色、光が入り、自分の姿とともに映るのは、不思議な感覚になりました。
窓の前には長椅子があるので、光を背に作品を眺めることができます。

施設を出て裏側の屋外展示『Strip Sculpture Karuizawa』。大きさに圧倒されます。

屋外展示は、写真撮影可で、自然の中のリヒター作品としてゆっくり周りを回って鑑賞できます。
この日は風が吹いていて、木々の揺れる音と日光、そして作品とそれぞれの要素が組み合わさり、ずっと鑑賞できるような心地よい空間ができていました。

作品は、基本的に常設展示とのことでしたが、今後少しずつ入れ替わる可能性もあるとのことでした。
頭のてっぺんからつま先まで全身での鑑賞体験は、私自身初めてで他では味わえない貴重な経験になりました。
施設内外ともに季節や天候によって、作品の見え方が変わることが予想できるので、再び訪れてみたいです!

Richter Raum(リヒターラウム)の詳細情報は以下の通りです。
なお入場には、オンラインでの事前予約が必要になっています。予約ページは以下になります。
https://select-type.com/rsv/?id=M5PeVcME_CA

住所:〒389-0102 長野県軽井沢町軽井沢1323-1475
電話番号:0267-48-6080
開廊日:シーズンによって異なります。予約ページからご確認ください。
入館料:一般 1,000円、学生(中・高・大)/軽井沢町居住者 無料
(大学生、軽井沢町居住者は入場時に学生証や住所が分かるものの提示が必要)
※中学生未満の方は、入場を制限されています。

biscuit gallery karuizawaからは約9kmの道のりで、車では約18分です。(駐車場は3台)
ご利用の際は、公式サイトをご参考ください。
https://www.richterraum.jp/

 

続いて、ギャラリーからの景色をお届けしたいと思います。

本日、12/1(金)は、最高気温が5℃、最低気温が-5℃となっております。
最高気温が二桁にならず、最低気温が氷点下という日がほとんどですが、雲の隙間からの日差しが体感温度を上げていると感じています。

次回の投稿もお楽しみに!

今後もどうぞ宜しくお願い致します。

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